
病院以外で転職したいと考えた時に、候補の一つとして挙がるのが『デイサービス』だと思います。では、実際に働くことをイメージする際にデイサービスとはどのような施設なんでしょうか?この記事では、実際にデイサービスで働いた経験を基に、デイサービスについて解説します。また、看護師で働く際に必要なデイサービスの情報を掲載しています。この記事を読むことでデイサービスがどんな施設かと働くイメージをつかむことができます。
この記事では、私がデイサービスで働いていた頃の経験を基にその内容を掲載しています。また、デイサービスの転職を考えている看護師の方へ、看護師が働くうえで必要な情報をまとめています。
この記事は看護師ライターが執筆しています。
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デイサービスとはどういった施設か?難しいことを抜きに看護師が働くうえで必要な情報のみ解説
デイサービスは、日中高齢者が利用する施設です。利用する上で、介護士・看護師、生活相談員などのスタッフが送迎をします。私が勤めていたデイサービスは、定員数が40名で大きめのデイサービスでした。
【仕事内容】
送迎
経管栄養
内服薬管理
モニタリングなどの記録
バイタル測定(介護士も)
褥瘡処置
トイレ誘導
救急搬送
食事介助
要支援1の方から要介護3くらいの方までが利用されます。
介護度が軽度の方が多いため、身体的には楽です。入浴介助なども介護士がしてくれます。
日中の利用なので、夜勤やオンコールはありません。
また、日曜日の運営は事業所によって異なります。
デイサービスの人員配置基準
1.管理者
デイサービスの一般的な業務を管理者としてアシストすること以外に、職員のシフト管理、稼働率の管理、サービス担当者介護の実施など、さまざまな管理業務を行います。
管理者は常勤で1名の配置が必要です。管理者になるための資格要件は特にありません。
2.生活相談員
社会福祉士・社会福祉主事の資格を持つ人が務めることができ、事業所1カ所に1人以上配置することが必要です。自治体によっては他の資格要件が存在する場合もあります。
生活相談員は、利用者や利用者の家族が介護に関して抱える悩みについて相談に乗り、必要であれば介護の専門的なアドバイスを行います。
3.看護職員
看護職員(看護師、准看護師)も通所介護施設に必要です。利用者の服薬管理、バイタルチェックなどを行います。
看護職員は、利用定員10名以上のデイサービス事業所では1名以上配置することが定められています。ただし、常勤する必要はありません。
また、利用定員10名以下の地域密着型通所介護(小規模デイサービス) では「看護職員又は介護職員のいずれか1名の配置で可」となっているので、看護職員を配置しないことが認められています。
4,介護職員
デイサービス内で介護職員として働くには、事業所にもよりますが基本的には資格は必要ありません。
仕事内容は、介護の他、管理者や生活相談員と兼務することができます。また、事業所によっては利用者の送迎なども仕事内容に含まれる場合もあります。
介護職員の人員については、利用者数が15名で1名。あとは16名から5名増えるごとに1名追加となります。
16名で2人。21名で3人。26名で4人といった具合です。
5,機能訓練指導員
デイサービス事業所は、自宅で生活ができるように生活機能を維持したり高めたりするために訓練を行います。
機能訓練指導員は、その生活機能の訓練を行う専門職です。看護師や准看護師が兼務で担当します。利用定員には関係なくどのデイサービス事業所でも1名以上配置することが定められています。
デイサービスの給与について、東京・大阪・福岡の求人票から平均年収を算出
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東京都の給料例

他県に比べ手当が充実しています。
資格手当と職務手当で10万円を超える施設もあります。
次に、大阪の給料例

東京に比べると若干下がりますが、タイミングによっては東京の求人より条件がいいものと巡り合えるかも。
福岡の給料例

福岡県は、明らかに下がります。生活費も関東に比べると安いので、残るお金は遜色ないかも。
私が勤めていたデイサービスは、月給26万円ほどでした。
処遇改善加算も貰っていて、年収は380万円ほどでした。
夜勤がなく、仕事が楽だったので趣味を思いっきり楽しんでいました。
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まずは、ナースパワー

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私が紹介してもらったのは、上場企業のユニ・チャームです。
応募条件は、40歳未満。
看護師の病棟での実務経験や介護施設での実務経験を問われます。
担当の方もとても親切で、丁寧に助言いただけました。
ナースパワーからは、5名内定しているそうです。
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レバウェル看護に名称が変更しましたが、『看護のお仕事』時代に使っていました。
求人数も多いため、条件の良い求人も見つけやすいです。
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